恋の治療は腕の中で
とりあえず、患者さんを通す前に謝らなきゃ。


私は深呼吸して

「藤堂先生。

これからアシスタントをやらせていただきます。

望月 紗和です。

先程は理由も分からす、余計な事を言って申し訳ありませんでした。


これからよろしくお願いします。」

悪いことをしたと自分でも思っていたので、素直に謝ると

そんなこと気にしてなかったのか


「あー、そのこと。

別に気にしてませんから。」


だって。

あーあー、俺は大人ですから。みたいな態度しちゃって。


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