蒼天の絆~夜空の琥珀2~
「いつもそうだ! こっちの気持ちなんか理解してないクセに、わかったような口きいて泣いて謝れば済むと思ってる。
それも、死んだら何も言えねえじゃねぇか! 会えなくなったのに、もう届かないのに俺にどうしろって言うんだ!?」
城ヶ崎に大きく揺さぶられる。
視界がぐるぐるしてやめてって言いたいのに、身体が全然動かなかった。
いけない、気が遠くなる……。
「――いい加減にしろ」
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