ミオちゃんにキス!!
「おっ、お前!XXX-04だな!」
「え?あれ~?もしかしておじさん、研究員?」
「ぼ、僕は榎本景臣博士の助手だ!」
ああ~。そっかそっか。
どっかで見たことあるな~と思ったら、リっちゃんと私を引き離した悪党だったのね。
「何しに来たの?ミオりんが研究所に脅し入れたはずでしょ?」
「お前達を諦めきれなくてな。僕個人の意思で迎えに来たんだ」
ふ~ん。ミオりんの脅しがきかなかったのかぁ~。
これはぁ、私のデ・バ・ン、だね!
「リっちゃんの笑顔を奪う奴は排除。悲しませる奴は私刑。泣かせる奴は抹殺」
ホウキに仕込んであるナイフを引き出して、キラリと光る刃を見せ付ける。
「な、ナイフ!?本物か!?」
「Sigur(もちろん)。本物だからね。キレちゃうよ♪」