ミオちゃんにキス!!

「いや……べつに…」

「メンテナンスはちゃんと行っているのか?」

先程までボンヤリしていたトゥランダフィールが覚醒したようですね。

会話に加わってきました。

「メンテナンス関係ない。しばらくすれば…正常に戻るから…」

本当にどうしたんでしょう?

大丈夫なんですかね、ラクラミオアーラ。


「あ~!もしかしてミオちゃん」

突然やかましいですね、アルツァール。

「そっかぁ、そっかぁ。ちゃ~んと男の子なんだね」

「………アルッ……後でコロスッ!」

「どういう意味だ?アルツァール」

僕も疑問です。

ラクラミオアーラが男性体だという事実は前々から明らかじゃないですか。

「いや~、ビックリだね。今まで俺についてるその機能が反応したことなかったから、ずっとただの飾りかと思ってたのに。まさかミオちゃんが…」


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