ミオちゃんにキス!!

「たとえ顔だけでもリリカの一番になれるなんて……。今の言葉は大切に保存しておきます」

「ツィカ、ちょっと大袈裟じゃない?」

苦笑していたらミオちゃんがフラリと近寄ってきた。


「……リ、リカ」

あ、フリーズから立ち直ったみたい。

「ミオちゃん、大丈夫?」

表情が暗いよ?

寝不足に見える。


「リリカ……」

「ミオちゃん…?」

「リリカ、答えて…。僕の顔よりもツィカの顔の方が好きなの?」


は…?え?えーっと…。

正直に答えるなら…。


「うん」


首を縦に動かした瞬間、ミオちゃんは再びフリーズ状態に。


その後、しばらくミオちゃんは動かなかった。








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