ミオちゃんにキス!!

「自爆…?壊れちゃうの!?」

そんなの嫌だよ!!

絶対ヤメテほしい!


勢いでソファーから立ち上がったら、ミオちゃんもリビングに入ってきた。

「リリカ。壊れる、なんてカワイイもんじゃないから」

「ミオちゃん…。じゃあ、どうなっちゃうの?」

「バッコーン!!てなるの!」


ごめん。

ローズちゃんの表現じゃ全くわからない。


「周囲を巻き込んだ大爆発を起こします」


ツィカが極めて冷静な声で教えてくれた。

「だい…バクハツ…?」

「ツィカくんの言う通り。俺ら全員が自爆機能オンにしたら研究所は吹っ飛ぶね。確実に」

朝ごはん時にとんでもないことを軽く言ってのけたアル。

「そ、そんな怖い機能があったのぉお!?」

ズザザザザとみんなから距離を取る。

「ああ~!!リっちゃん怖がらないでぇ!離れていかないで~!」


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