ミオちゃんにキス!!
「ムリムリ!怖いよローズちゃん!そんな話を聞いちゃったら、いつみんながバッコンするかビクビクだよ!」
私は七歳の頃から生命の危機と隣り合わせだったんだね!?
震えながらリビングの隅っこでカーテンにくるまっていると、すぐ近くでミオちゃんの優しい声が聞こえた。
「リリカ、安心して。僕らはリリカが傍にいると自爆できないように造られてるから」
「そう…なの?」
「そう。作動させるには色々条件が揃わないとダメなんだよ。だからリリカの前でいきなり爆発とか有り得ない」
「ホントに…?」
「本当だよ。嘘ついてどうするわけ?」
「信じるよ?ミオちゃん」
カーテンから出てきてソファーに戻る。
するとアルに頭をポンポンされた。
「さっ、話はこれくらいにして朝ごはん食ーべーて。俺が焼いたトースト。久しぶりでしょ?」