ミオちゃんにキス!!

「どこだっていいでしょ」

突き放すような言葉が返ってきた。

ピリピリした雰囲気のままキッチンに行っちゃったミオちゃん。


「ミオちゃん…」

「ふふふん♪ミオりん、すねすねなの~」

「すね…?」

「ラクラミオアーラは拗ねているんですよ。僕らの存在が面白くないのでしょう」

ツィカの言葉に納得しかけて首を傾げる。

「なんでミオちゃんは拗ねてるの?ツィカ達が面白くないって…どういうこと?」

聞いてみたらアルが髪をかきながら溜息をついた。

「リっちゃん。ミオちゃんは恋を知っちゃったロボットなんだよ?だ・か・ら、リっちゃんを独り占めしたくてしょうがないわけ。俺らが邪魔なの。わかる?」


「恋…?」


ミオちゃんが、私に…?


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