ミオちゃんにキス!!
顔はツィカの方が好きだけど、やっぱり全部をひっくるめて一番大好きなのはミオちゃん。
一番長く私と一緒にいるミオちゃんには、ツィカもアルもローズちゃんもフィールも敵わない。
ミオちゃんが好き。
大好きで、特別。
たとえロボットでも――私は胸を張ってミオちゃんが一番大切な「人」だって言える。
「ねえ、ミオちゃん」
「なに?」
「大好き、だよ?」
「………」
「大好き大好き大好き大好――んぐっ!?」
「ちょっとストップ!!いきなり何!?」
あうっ…口の中にトーストの残りを突っ込まれた。
ミオちゃんめ…。
照れ隠しなのか単にドSプログラム発動中なのか判断つかないよ。
とりあえず、モグモグ食べて飲み込んで…。
トーストを完食してから私はミオちゃんに向き直った。