ミオちゃんにキス!!
満面の笑顔で伝える。
どんなミオちゃんでも、大好きだから。
「男でも女でもロボットでも、“ミオちゃん”を愛してる――」
……かなり照れ臭い。
けど頑張った!
頑張ったよ私!
ちゃんと声に出して告白したら、ミオちゃんの動きがピタリと止まった。
「ヤ、ヤバイ……想定外の回答っ…。何このデータ…どこに、どう…処理すれ、ば…っ………」
「ミオちゃん…?」
「…………」
「あれ…?ミオちゃん?大丈夫…?」
「…………」
「おーい。ミオちゃ~ん」
「…………」
反応なし。
私を抱き留めたまま機能停止。
え…?
本当に…止まったの?
ミオちゃん!?
まさかまさか…!
「フリーズしちゃったの!?」