ミオちゃんにキス!!

「リリカ!フィール!」

すぐに到着した洗面所では、リリカとフィールが洗濯機を囲んでパンツの奪い合いをしていた。

「あっ!ミオちゃん、助けて~!」

「マイ・プリンセス、お願いだから俺に洗わせてくれ。定期的に君の下着を洗わないと俺の機能は低下して起動力を失い、いずれは廃棄処分されてしまう」

「いや~!下着は自分で洗うからいいの~!」

涙目で嫌がるリリカ。

うん。僕のやることは決まった。


「フィール」

ドカッと金髪王子の背中を足蹴にする。

「このマゾヒスティック下僕野郎がっ!リリカのパンツから手を放しなよ!」

「ミオちゃん…!」

救世主!とかなんとか横でリリカが言ってるのを聞きながら、フィールを足でグリグリ。

「ミオアーラ……。足蹴にされるなら俺はマイ・プリンセスにされた――」


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