続編☆やっと捕まえた

素敵な時間

帰国してからは、こっちの会社の
人事やらを見直し。

売り上げは、悪くない。しかし…。

そんな時に一本の電話。

「はい。」

「直人?ごめん、俺!達也!久しぶり!
あのさー。小さい仕事なんだけど、
どうしても、お前に頼みたくてさ…。」

「なんだよ。仕事に大きい、小さいは
関係ないよ。頼みって?今、バタバタしてるから、夜にでも会おうか?」
俺は、考えた。葵も会いたいんじゃないかと。
「達也!良かったら、家来ないか?
葵も喜ぶし。あー。分かった。じゃ、
今、メールで自宅教えるから。」

達也に場所を伝えるメールを送信して
秘書の高井を呼んだ。

「はい。社長。なんでしょうか?」
「悪い。今日の夜の集まりお前が
出席してくれないか?」

「えっ?しかし…。」困った顔の高井。

充分俺の代わりができるくらいに、
なっている。絶対の信頼がある。

「高井なら大丈夫だ。社の代表として
堂々と参加してくれ!」
「わかりました。先日のプランを提示すればよろしいですね。」
「金額は、任せるよ。期待してる。」
「頑張ってみます。」
いい笑顔だ。
いずれ高井には、専務として
頑張ってもらうつもりだ。
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