続編☆やっと捕まえた
私が、ずっと書き溜めて来たもの
いつか、これが現実にできたらと

ファイルを開き
直人がしばらく黙って見入っていた。

「まぁ、夢みたいなデザインだし…ね」
苦笑する私に

「葵…。この三枚目のコレ。達也の
希望に近くないか?この辺を少し手直しして」と胸ポケットからペンをだし
サラサラっと書き足した。
思わず「えっ?」右肩から覗き込んだ。
私は、思わず!

「直人〜!!すごい!!ありがとう!
直人!!だーいすき!」
ムギュっと抱き、チュっと小鳥キス。
「……。なぁ葵…。それさ…。俺を
煽ったろ。」
「????えっ?」
ガシッと肩を抱かれたと思ったら
そのまま
ソファーの上に倒された。
「直人…?」
「黙れ!葵…。頂きます。」

「ちょと!直人〜〜……」
その後の行動力は、私の想像をはるかに超えて、甘くとろける時間が待っていた
ぐったりする私の横で
満面の笑みで
「良し!これで夕方まで頑張れる!」
脱ぎ散らかしたスーツを
綺麗に着なおして
お仕事モードに。
「直人…の馬鹿!…仕事…なのに」
「ははは。気分転換だ!」
「じゃ、行ってくるな!」甘くキスが降り。
玄関のドアが閉まった。
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