無限の青空

3階まで来ると、何やら騒がしい。

声のする方へ歩いて行くと、教室の前に着いた。
ドアの上には、1-Aという札がある。


教室の中からは
「ギャハハハハッッ!!!!」
「マジかよっ!」
「超ウケるんですけどっ!」
など、入学初日にも関わらず、教師の話をまったく聞いていない、生徒達の声が聞こえる。


…流石、不良校。

そう感じながら、ガラッとドアを開ける。
< 22 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop