無限の青空


…………。

途端に、先程までの騒がしさが嘘のように、静まりかえる。

かと思えば今度は
「ウオオォォォォォォォォォォォ!!!」
「ヤベーレベル超高くねッッ!?」
「こんな美少女が同じクラスとか、ラッキーじゃんっ!」
などと、男共が騒ぎ出す。


……美少女?眼科に行くことをおすすめする。


うるさい男共と、睨みを利かせてくるパンダのような女共を無視し、黒板の座席表を見て席に着く。


運がいいことに、窓際の一番後ろだった。
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