無限の青空

「こいつを、青龍の姫にする。」


響は、低いけれど良く通る声で、言い切った。


下っ端達は、様々な反応をする。



「真広、自己紹介してくれる?」

類の言葉で、またステージに視線が集まる。



「…凛条真広」


「えっ、真広それだけ!?」

日向が、困惑した顔を向けてくる。


……名前だけで充分でしょ。
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