無限の青空
言いたい事を全て言った私は、ステージを下りようとした。
ぱしっ、
私は響に手首を掴まれ、元の位置に戻された。
「…。」
何、そういう意味を込めて響を見ると響は否、幹部全員が、ふわりと笑って私を見ていた。
渚は、ニヤニヤの方が当てはまる気がするが。
「やっぱり、真広を姫に選んだ俺達は正解だったっ!」
日向が、眩しく笑って言う。
それに続くように
「うおぉおぉぉおおぉーーー!!!」
ステージ下から、馬鹿でかい声が聞こえる。
「真広さんっ、大歓迎ですっっ!」
「カッコいいですっ!クールビューティー最高
っス!」
「真広さんが青龍の姫だなんて、光栄ですっ」
……こいつ等、頭大丈夫なのか。