無限の青空
倉庫と私の家は、意外と距離があるようだ。
暫くすると、コンビニが見えてくる。
「…コンビニ寄って。」
「…あぁ。」
コンビニに着くと響は聞いてくる。
「何か用があるのか?」
「…家近いから、此処でいい。」
「…家まで送る。」
「…いい。ありがと。」
素っ気なく言い、スタスタと歩き出す。
響は、探るような目をしたが特に何も言わなかった。
「分かった。気をつけて帰れ。」
「…ん。」
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