無限の青空
義兄



…ガチャ

玄関のドアを開け、中に入る。


アイツが居るであろうリビングに、重い足取りで向かう。



ーードアを開けるとふわりと香るコーヒーの匂い。


そして、長い脚を組んでソファーに座り、優雅にコーヒーを口に運ぶ男。


「…。」




「よぉ、遅かったじゃねぇか。」

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