時間時計第一部
時間
朝になると毎日きまって机の上の時計を見る。そこにあったのはいつもみる時計。そして昨日猫が持ってきた腕時計だった。夢じゃなかった。でも、昨日見た時計と違う部分があった。針が時計回り。普通のまわりかたをしていた。時刻は昨日をさしていた。わけがわからなくなりリビングへかけおり、母親に今日は何日なのか聞いてしまった。おかしな顔をされたが答えてくれた。結果は変わらなかった。食卓をみると、昨日と同じメニューだった。
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