時間時計第一部
学校についたら皆昨日と同じ話をしていた。不思議な気分だった。昼の給食も休み時間に喧嘩するやつがいることもわかった。うれしくなった。もう一度やりなおせる。告白する前に戻れた。と...
掃除のとき、僕は考えた。告白しなかった未来を、そして今まで通りに彼女と話せると、そう思っていた。
放課後、僕が告白した時間。僕はもちろん告白をしなかった。そこからが昨日と違うところ。惨めな自分をみずにすんだと喜んだ。
次の日の朝にはちゃんと日が進んでいた。
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