３日限りのルームシェア

樹が海外赴任してから梓は知香の事をメールでいろいろと報告してくれるように
なった。何度か知香に彼氏が出来たという報告を受け、その度に落ち込んだりした。
もちろん知香本人はそんな事しらない。

そして月日が流れそのメールは突然来た。
樹の本社勤務の辞令がきたころ
梓から、知香とルームシェアしていた子が結婚のため部屋を
出て部屋が一つ空いているということだった。
これはもう運命としか思えなかった。
このチャンスを逃すものかと梓に話ししたところ
梓に考えがあるというのだ。
それが今回の3日間だけ部屋を借りると言うことだった。
元々男性とルームシェアはないということだったのを
無理に頼むのだから3日が限度。
3日間で何とかしろというのが梓の考えだった。
最初はあまりにも突拍子のない提案に驚いた。
だがこのチャンスを逃したらと後がない思うと、
梓の考えに従うことにした。


そして・・・・