3日限りのルームシェア
「いただきます」
2人の声が重なり、朝食を食べ始めた。
久しぶりに食べる味噌汁は本当においしく樹は無言で
食べていた。
知香は樹の食べる姿で味噌汁が気に入っている様だとわかり
ホッとしながらご飯を食べていた。
「おかわりあるので・・・」そういうと
樹は知香を見た。
「本当?いい?」
その顔があまりにも幸せそうで知香はまた直視できなくなっていた。
・・・ったく何度目の反則よ。
そんな知香の思いなど知る由もない樹は、美味しそうにご飯を食べていた。
そして樹はある事に気がついた
卵焼きは2つ・・・これは・・・2人分?
どっちを食べればいいのか悩む。
樹が卵焼きを前に箸が止まっていることに気がついた知香は
「あ・・それは味が違うんです。樹さんの好みがわからなかったので
・・・・右が甘いタイプの卵焼き、左が出汁タイプの卵焼きです。お好きな方食べてください」
樹は知香の説明を聞くと両手で顔を隠した。
知香はそんな樹の行動がよくわからなく首をかしげた。
「うわ~。それ反則だよ・・・」
思わず本音がポロリと出てしまった樹の言葉に
知香の顔は火が出そうなほど真っ赤になる。
真っ赤なのは知香だけではなく樹も同じだった。
「・・・あ・・あのご飯冷めちゃうんで早く食べません?卵焼きも
お好きな方どうぞ・・」
「あ・・・ありがとう。じゃあ・・・甘い方もらうよ・・・・」
そして樹は卵焼きを口に入れた
「・・・・・う・・うまい!まじうまい。ねえ、ちなみに知香ちゃんはどっち派?」
知香は一瞬ためらったが
「甘いのが好きです」と答えた。
すると樹は卵焼きを半分に分けた。
「好みが一緒でよかった。・・・・出汁の方も嫌いじゃないから俺食べちゃうね」
そういって出汁の卵焼きを美味しい美味しいと言って食べる樹
その姿がとても知香にはかわいく見えた。
それと同時に樹の言葉やしぐさにドキドキしている自分に気づく
・・・私大丈夫かな・・・まさか・・・好きになったりなんか・・・
しないよね。
2人の声が重なり、朝食を食べ始めた。
久しぶりに食べる味噌汁は本当においしく樹は無言で
食べていた。
知香は樹の食べる姿で味噌汁が気に入っている様だとわかり
ホッとしながらご飯を食べていた。
「おかわりあるので・・・」そういうと
樹は知香を見た。
「本当?いい?」
その顔があまりにも幸せそうで知香はまた直視できなくなっていた。
・・・ったく何度目の反則よ。
そんな知香の思いなど知る由もない樹は、美味しそうにご飯を食べていた。
そして樹はある事に気がついた
卵焼きは2つ・・・これは・・・2人分?
どっちを食べればいいのか悩む。
樹が卵焼きを前に箸が止まっていることに気がついた知香は
「あ・・それは味が違うんです。樹さんの好みがわからなかったので
・・・・右が甘いタイプの卵焼き、左が出汁タイプの卵焼きです。お好きな方食べてください」
樹は知香の説明を聞くと両手で顔を隠した。
知香はそんな樹の行動がよくわからなく首をかしげた。
「うわ~。それ反則だよ・・・」
思わず本音がポロリと出てしまった樹の言葉に
知香の顔は火が出そうなほど真っ赤になる。
真っ赤なのは知香だけではなく樹も同じだった。
「・・・あ・・あのご飯冷めちゃうんで早く食べません?卵焼きも
お好きな方どうぞ・・」
「あ・・・ありがとう。じゃあ・・・甘い方もらうよ・・・・」
そして樹は卵焼きを口に入れた
「・・・・・う・・うまい!まじうまい。ねえ、ちなみに知香ちゃんはどっち派?」
知香は一瞬ためらったが
「甘いのが好きです」と答えた。
すると樹は卵焼きを半分に分けた。
「好みが一緒でよかった。・・・・出汁の方も嫌いじゃないから俺食べちゃうね」
そういって出汁の卵焼きを美味しい美味しいと言って食べる樹
その姿がとても知香にはかわいく見えた。
それと同時に樹の言葉やしぐさにドキドキしている自分に気づく
・・・私大丈夫かな・・・まさか・・・好きになったりなんか・・・
しないよね。