3日限りのルームシェア
カフェで・・・
知香たちの行きつけのカフェは知香のマンションから徒歩10分のところにある。
隠れ家的な店構えで
マスターは60を過ぎたおじちゃん
定年退職後に大好きなコーヒーをみんなに飲んでもらいたいと
始めたカフェだそうだが、これがまたおいしくって
暇を見つけては足を運んでいた。
知香達は常連でマスターから
ちかちゃん、あずちゃんと呼ばれている。
知香と樹が店に入るとマスターがびっくりした様子で
「いらっしゃい」と挨拶してきた。
「マスターこんにちは~~。」
「そうか~~ちかちゃんにこんなイケメン彼氏がいたとは・・・」
マスターは樹の顔をまじまじと見た。
すると知香は顔を真っ赤にさせながら首を大きく横に振った。
「ちょ・・ちょっと何言ってんの?樹さんに失礼ですよ。マスター
この方は梓のお兄さんなんですよ」
知香が訴えるもマスターは
「へ~~あずちゃんのお兄さんね~~。でもあんたたち本当に
恋人同士ではないのかい?とってもお似合いだけどなー」
本気で言ってるのかからかっているのか全くわからないマスターの言葉に
知香の顔は益々赤くなるばかり
知香は手で顔を仰ぎながら呼吸を整え
「もう!冗談言わないでくださいよ。樹さん困ってるじゃないですか」
そう言って知香は樹の顔をみる。
だが、樹はなんだか嬉しそうな顔で知香を見てるではないか!
ええええ!そんな顔で見ないでよ!反則反則
そう心の中で叫び
再び、視線をマスターに向ける
「梓もくるので奥の窓際の席に座りますよ。注文はあと!」
少し不貞腐れた様に口を尖らせながら早歩きで奥の席についた。
そんな二人の様子をマスターは意味深に笑った。
隠れ家的な店構えで
マスターは60を過ぎたおじちゃん
定年退職後に大好きなコーヒーをみんなに飲んでもらいたいと
始めたカフェだそうだが、これがまたおいしくって
暇を見つけては足を運んでいた。
知香達は常連でマスターから
ちかちゃん、あずちゃんと呼ばれている。
知香と樹が店に入るとマスターがびっくりした様子で
「いらっしゃい」と挨拶してきた。
「マスターこんにちは~~。」
「そうか~~ちかちゃんにこんなイケメン彼氏がいたとは・・・」
マスターは樹の顔をまじまじと見た。
すると知香は顔を真っ赤にさせながら首を大きく横に振った。
「ちょ・・ちょっと何言ってんの?樹さんに失礼ですよ。マスター
この方は梓のお兄さんなんですよ」
知香が訴えるもマスターは
「へ~~あずちゃんのお兄さんね~~。でもあんたたち本当に
恋人同士ではないのかい?とってもお似合いだけどなー」
本気で言ってるのかからかっているのか全くわからないマスターの言葉に
知香の顔は益々赤くなるばかり
知香は手で顔を仰ぎながら呼吸を整え
「もう!冗談言わないでくださいよ。樹さん困ってるじゃないですか」
そう言って知香は樹の顔をみる。
だが、樹はなんだか嬉しそうな顔で知香を見てるではないか!
ええええ!そんな顔で見ないでよ!反則反則
そう心の中で叫び
再び、視線をマスターに向ける
「梓もくるので奥の窓際の席に座りますよ。注文はあと!」
少し不貞腐れた様に口を尖らせながら早歩きで奥の席についた。
そんな二人の様子をマスターは意味深に笑った。