3日限りのルームシェア
4年ぶりに会った樹は昔と変わらずメチャメチャかっこよくて
知香はまともに彼の顔を見る事が出来ずにいた。
この顔で自分の顔を見られるのは耐えられない・・という理由なんだけど。
「知香ちゃん。久しぶり」
「お・・おひさし・・ぶ・ぶりです」
思いっきりどもってしまい、顔が真っ赤になる。
樹はそんな知香に
「そんなに緊張しないでよ。知らない間柄でもないんだし・・・」
「ご・・ごめんなさい。・・とりあえず中へ」
そういうと樹は小さな声でおじゃましますと言って靴を脱いだのだが
そこであるものを発見し、急に笑い出した。
知香は何がおかしいのかと首をかしげた。
すると
「知らない人は家に入れない事」と書かれた紙を指さして
笑っていた。
「君って・・・相変わらず面白い子だね」と笑った樹とばっちり目があった
・・・それは樹、あんたに対する注意書きだよ!
と言いたい気持ちをぐっとこらえ
顔をひきつらせながら
「海外も物騒ですが、日本も昔に比べたら物騒な世の中になってきたんで」
と年寄りくさい事を言ってしまった。
知香はにっこりと作り笑いをすると
「どうぞ・・・・こちらです」といって回れ右をし、前を向くと大きなため息をこぼした。
知香はまともに彼の顔を見る事が出来ずにいた。
この顔で自分の顔を見られるのは耐えられない・・という理由なんだけど。
「知香ちゃん。久しぶり」
「お・・おひさし・・ぶ・ぶりです」
思いっきりどもってしまい、顔が真っ赤になる。
樹はそんな知香に
「そんなに緊張しないでよ。知らない間柄でもないんだし・・・」
「ご・・ごめんなさい。・・とりあえず中へ」
そういうと樹は小さな声でおじゃましますと言って靴を脱いだのだが
そこであるものを発見し、急に笑い出した。
知香は何がおかしいのかと首をかしげた。
すると
「知らない人は家に入れない事」と書かれた紙を指さして
笑っていた。
「君って・・・相変わらず面白い子だね」と笑った樹とばっちり目があった
・・・それは樹、あんたに対する注意書きだよ!
と言いたい気持ちをぐっとこらえ
顔をひきつらせながら
「海外も物騒ですが、日本も昔に比べたら物騒な世の中になってきたんで」
と年寄りくさい事を言ってしまった。
知香はにっこりと作り笑いをすると
「どうぞ・・・・こちらです」といって回れ右をし、前を向くと大きなため息をこぼした。