憎たらしいほど君が好き
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「…で。話って?」
中庭で真人に問いかける。
大方、《半端な付き合いはもうやめにしよう》とか《連絡は最小限に》とかそんな所なんだろうけど。
涙までのタイムリミットが刻一刻と迫っているのに、今でも何かを期待してる。
誰よりも愛してほしい、誰よりも───だけど。
それももう終わりだ。
うにゃうにゃ何かを呟いていた真人が、決心したように私に向き合った。
「答えが、出たんだね?」
「ああ」
「そう……そう。で?」
我ながら無愛想な女だ、私は。
見事なポーカーフェイスで返事を待つ。
そして、
「俺と付き合ってくれ」
「…で。話って?」
中庭で真人に問いかける。
大方、《半端な付き合いはもうやめにしよう》とか《連絡は最小限に》とかそんな所なんだろうけど。
涙までのタイムリミットが刻一刻と迫っているのに、今でも何かを期待してる。
誰よりも愛してほしい、誰よりも───だけど。
それももう終わりだ。
うにゃうにゃ何かを呟いていた真人が、決心したように私に向き合った。
「答えが、出たんだね?」
「ああ」
「そう……そう。で?」
我ながら無愛想な女だ、私は。
見事なポーカーフェイスで返事を待つ。
そして、
「俺と付き合ってくれ」