貴方が残してくれた居場所





 「・・や・・きて・・華夜っ・・起きろ!」




華「…んーまだ寝る…」


龍「だめ、起きて」


華「今何時?」


龍「8時半
  いいから起きろ」



華「…なんで?」


龍「俺お腹空いた」


華「…あそ。うちは空いてない」



まだ眠い…

龍斗といる時しか

ちゃんと寝れないんだよ。


こんな事龍斗に言ったら

絶対怒られるから

絶対に言わないけどね。



龍「華ーっ夜」



華「・・・」


龍「スルー?

  てか、マジでお腹空いた。


  ご飯作って」


華「ベットから出たくない…」


てゆーか、寒いから嫌だし。


龍「俺、腹ペコで死ぬ。」



んな、大げさな…。



華「…わーかったよ。待ってて。」



いつから龍斗のお願いを

すんなり聞くようになったんだっけ…?





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