腐敗系女子の攻略法
「おじさん神様でしょ!?Σ(゚д゚lll)」
「そうやで。」
少しドヤった感じで、言うなよ。
「完全にサブキャラじゃん!!!もっとキャラ出して行こうよ!!」
「だって…ワシ、歳やし。」
羽織りを着直しながら、歳月はぼそぼそと呟いた。
「いやまぁ、そうかもしれないけど!!」
木製の扉が激しく開かれる音が、室内に響き渡った。
私は台詞を中断して、音の根源を見つめた。
歳月のリリちゃんも、私と同じリアクションをとった。
開かれた扉の前に立っていたのは、まだ記憶に新しい顔のアーサーだった。
「こんな所にいたのかッ!!」
「うおッ!?アーサー!!!」
アーサーは息を荒らげながら、私へ近付いて来た。
これって、激おこ?おこなの!?
「俺がどれだけ探したと思ってんだ?」
うん、おこですね(確信)
(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…
眉間に皺がオンだよ!!
オンしちゃってるよ!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ
「アーサー君やないか。お久しゅう」
「久しぶりです。河原さん。」
?(゜Д゜≡゜Д゜)?
知り合いなのかよ!!