友達の延長線

「青春ねー」

先生はウットリ。

「友田くんね、学校の王子様なのよ」

「…?」

王子様?

「友田くんって女の子にリュウ君って呼ばせるのよ」

先生はあたしの頬に手を当てて、つけしていった。

「もうちょっと休んでなさい」

あたしは寝かせられ、話を聞かされる羽目に…。

「へぇ、凄いですね」

なんて相槌を打ちながら…。

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