友達の延長線

ドアの方を一斉に見る。

そこにはあたしが突っ立っている訳で。

「ちまってしてるー!ちょー可愛い♡」

ギャル系の女の子が一番に反応した。

うぇ、苦手なの来たー!?

このまま平手打ちとかだったらどーしよう…汗

こっちに向かって走ってくる。

そして……ギュムっと抱き締められた。

「……え?」

ちょーフィット感あるよー♪♪」

更に抱き締められる。

お、大きなお胸が当たってます…。

「ちょ、テンちゃん殺さないでっ」

リューがアタフタ。

周りは笑いに包まれる。

あの三浦先生も微笑ましそうにこちらを見ている。

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