友達の延長線

「ユカっ!決戦の日よ!」

逞しさ溢れる実良。

「け、決戦……?」

「うんっ!彼氏を作る」

あ、嗚呼なるほどね。笑

あたしは苦笑いを漏らす。

あたしと実良は水着に着替えて海岸に向かう。

階段のところにイケメン3人。


「冬樹(ふゆき)お待たせ」

ふ、ふゆき?

あれ?

実良の知り合いだったの?

3人の男の子は明日の声に反応して笑顔。

「おー、実良!久しぶり」

手を振りながら近づいてくる。

「……?」

人数可笑しくない?

あたしが隣の実良を見ると、照れ笑い。

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