ゆるふわ彼女の天然日記
「おーい!絢斗、みうちーん、おっはー」

「翔くんおはよ~!」

「おぉ翔太、はよぉ」

山村翔太、俺の男友達の中で一番仲がいい
親友で、そして唯一、俺が美羽に対する気持ちが分かってる奴だ。

「いやぁ、オレらも今日から高校生かぁ~エンジョイしたいぜ~!」

「美羽もエンジョイするー♪」

「何がエンジョイよ、どーせ女探してほっつき歩くんでしょーが」

「なっちゃん!おはよう、久しぶり
だね〜」

「おはよ美羽、ついでに絢斗も」

「ついでって何だよ」

コイツは、寺沢奈々。美羽の親友で俺らが小5の時に、北海道からこっちに引っ越してきた

「ねぇ早く行かなきゃヤバくない?もう8時だけど」

「あれー、入学式って何時スタートだっけ?」

「俺知らんわ」

「こんな事もあろうかと、学校のパンフレット持ってきたんだ〜、えっと入学式は8時30分からです。また、新入生は8時20分までに各教室で待機している事だって」

「へぇ〜、で今何時なワケ?」

「今ちょうど8時15分だよー」

翔太の問に美羽が笑顔で答える。

「...え!?」

「急ぐわよ、後5分しか無いし」

「ほら、美羽走るぞ」

「もぉ、待ってよー」

こうして俺達4人は全力で走って行くのであった。











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