初恋日和
午前7時。

気がつくと私は机に突っ伏していた。

あの後、私は返信して勉強で疲れていたのか寝てしまっていたようだ。


幸い、今日は土曜日で学校もない。

そしてテスト期間が始まるのでこれと言った宿題や課題もない。

私は何となく携帯の画面をつけてみた。

「あ！」

そこには新着メッセージが1件入っていた。

きっと彼からだろう。

こんなツールでいつまでもメッセージを続けるのも面倒だ。

私は思いきって、いま大人気の連絡ツールのメッセージ機能を使ってやりとりをしよう、と文章を書いて送った。



「えっ…」





驚いたことに彼はOKを出してきた。


喜んでいいのかは分からないが、駄目元でしたことが意外とヒットしたのでいいのかもしれない。




こうして、この後何ヶ月も彼と朝から晩までのやりとりが続くことになるのであった。
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表紙・目次

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