初恋日和
6月の梅雨入りの
ある日。
朝から雲行きは怪しく、一日中曇り空だった。
「あーあ、この天気の中学校に行くのかあ…幸い歩きだから濡れる心配はないけど…」
「また姉ちゃん俺の朝ごはん食っただろ!いい加減にしろよ!」
「痛っ!もー、何よ」
斜め後ろでガヤガヤとうるさいのは私の弟だ。
弟は私の2つ下の高校一年生で、男子校に通っている。
聞けば男子校の生活はまあとてもオープンだそうだ。
想像したくもないけど。
まだ慣れない高校生活に弟は毎日頑張りながらも、向こうで新しい友達もたくさん出来たようで楽しい学校生活を送っていた。
「そうやって人の分まで横取りして食べるからデブるんだよ!」
「な…!姉に向かって偉そうな口を…」
「あ、もう時間だ!やべ、電車間に合わねぇ…、じゃ!」
「ちょ、ちょっと待ちなさ…!」
こんなたわいもない会話がいつまで続くのか、少し興味があるが。
ピコン♪
「ん?」
パッと携帯を見てみるとそこにはあの『Happiness clover』サイトからの新着メッセージが一件あった。
「こんな時間にメッセージ?ま、いいや。いま見ちゃおっと♪」
私は楽しそうにリズムを付けながら携帯の画面をタッチし画面を開いた。
「なになに…?知らない人からだ。どこの人だろ、同じ学校かな?あ、年は年下なんだ!」
私はプロフィール画面を開き、その人の情報を調べた。
「◯◯高校…って…私の弟と同じ学校じゃない!何で?何で私のこと知ってるの?どうやって私のプロフィール調べたんだろ…」
メッセージにはこう書かれていた。
ある日。
朝から雲行きは怪しく、一日中曇り空だった。
「あーあ、この天気の中学校に行くのかあ…幸い歩きだから濡れる心配はないけど…」
「また姉ちゃん俺の朝ごはん食っただろ!いい加減にしろよ!」
「痛っ!もー、何よ」
斜め後ろでガヤガヤとうるさいのは私の弟だ。
弟は私の2つ下の高校一年生で、男子校に通っている。
聞けば男子校の生活はまあとてもオープンだそうだ。
想像したくもないけど。
まだ慣れない高校生活に弟は毎日頑張りながらも、向こうで新しい友達もたくさん出来たようで楽しい学校生活を送っていた。
「そうやって人の分まで横取りして食べるからデブるんだよ!」
「な…!姉に向かって偉そうな口を…」
「あ、もう時間だ!やべ、電車間に合わねぇ…、じゃ!」
「ちょ、ちょっと待ちなさ…!」
こんなたわいもない会話がいつまで続くのか、少し興味があるが。
ピコン♪
「ん?」
パッと携帯を見てみるとそこにはあの『Happiness clover』サイトからの新着メッセージが一件あった。
「こんな時間にメッセージ?ま、いいや。いま見ちゃおっと♪」
私は楽しそうにリズムを付けながら携帯の画面をタッチし画面を開いた。
「なになに…?知らない人からだ。どこの人だろ、同じ学校かな?あ、年は年下なんだ!」
私はプロフィール画面を開き、その人の情報を調べた。
「◯◯高校…って…私の弟と同じ学校じゃない!何で?何で私のこと知ってるの?どうやって私のプロフィール調べたんだろ…」
メッセージにはこう書かれていた。