ヒーローな俺が倒したり、恋愛したりしてみるハイパーな物語。
ヒーロー初日。
「ふあぁ〜……」
眠い(=_=) 眠い眠い 眠い眠い眠い。
今は11時。あっ、午前のね
すっごい眠いはずなのに寝れない。眩しすぎる。
太陽ってこんなに眩しかったっけ?
「ぐわぁー!!」
なんだこれは!何がヒーローだ!俺がなぜこんなに騒いでいるのか、なんでこんなに眠いのか
理由はただひとつ。
”敵がいない!”
怪物はどこいった…生き返ったのはうれしい。単純に。うん。
でも、色々と問題が有りすぎる。
なんで、現役男子高校生だったはずの俺がなぜこんなに暇なんだ?
学校は!?しゃ〜ね〜なw今から説明してやるよw

二日前……時は、俺が生き返ったところから。
うう……
起きると、目の前には敵がいなくなっていた。
夢だったのか?いや、そんなはずはない。だって、遊びの帰りに道路の真ん中で寝るバカがどこにいるんだ?酔っぱらいでもあるまいw
「よっこらしょっと…」
立ち上がる…わととと…なんか足が妙に軽い。
なんだ?
とても気になったので靴を脱ぐ。靴下も脱ぐ。ん〜、どこも変わってない。
くんくん。
「くっせぇ〜(ー_ー)」
匂いもいつも通りくさいね!
靴をはいて、ジャンプしてみる。
『ドンッ!』
とてつもない音とともに、10メートルほどの大ジャンプ
「うわぁ〜!!」
『ドズッ』
鈍い音が響くが、足は痛くない。普通、あんだけのとこから飛び降りたら死ぬか骨折だろ……
とりあえず、家に帰らないと母さんも心配するだろうな
乗ってたチャリを引きながら、家に帰ることにした。

ガチャッ…
鍵がかかってるか…ポケットの中をまさぐる。
「くそっ、忘れたか」
鍵は家だ…
怒ってっかな
ピンポ〜ン……ピンポ〜ン……
二回ほど鳴らしたところで
「は〜い、少し待ってくださ〜い!」
馴染みある母さんの声が聞こえた
なんかホッとする。
しかし、俺は忘れていた。
ヒーローになる条件を……
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