Darkness love1
「おい。隠れてねぇで出てこいよ」


この声を聞いて私の心臓がドクンと音をたてる。


まさか…ね。


「そこにいるお前だよ」


私、だよね。


だってこっち向いてるもんっ!


怖っ!


とりあえず、呼ばれたからには出て行かない訳にはいかない。


私は、黙ってその場からでた。


すると、男が口を開いた。


「覗き見か?」


「ち、違います。ただ、通りかかっただけで……」
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