Darkness love1
目的の倉庫に到着し、倉庫を見据える。


まだアイツらは来ていないらしい。


これで終わる。


そう思うとどうしても頬が緩んでしまう。


俺は倉庫の中に入った。


「タクさん!」


さっき電話をかけてきたヤツが倉庫に居た。


「おい、他のヤツらはどこに行ったんだ?」


おかしいな。


「場所が変わったんすよ!一応さっき、メールで地図と場所を送ったんすけど…」


それを聞いて、俺はハッとした。


俺…携帯持ってきたか?


ポケットの中を確認するが、バイクのカギ以外は何も入ってない。


やってしまった。

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