Darkness love1
「ワリィ、携帯おいて来ちまった」


「大丈夫っすよ!それより早く行きましょう。時間がないです」


「あぁ」


俺は、そいつの後に続いて、バイクをもう一度走らせた。


──………。


着いた先は、倉庫だった。


「ココ…」


この倉庫は…、一年前の事件の場所だ…。


「相手が指定してきた場所なんで、仕方ないんです。タクさん、大丈夫ですか?」


「あぁ、大丈夫だ。それより早く中に入ろう」


中に入ると、龍火のメンバーが揃っていた。


「総長!約束の時間まであまり時間がありません!」


一人のヤツがそう叫ぶ。

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