Darkness love1
二人はやけに殺気が立っている。


黒髪に金髪。


対照的な二人だが、息はピッタリだ。


二人はこちらを睨むようにして、見ている。


「やぁ、こんにちは。鬼龍の総長さんと副総長さん?」


「るせぇ、サキはどこだ…」


やっぱり…ね。


予感的中だな。


「サキ?サキならおいてきたよ」


「だからそのサキちゃんをおいてきた場所を言えって言ってんだよ」


何なんだよ…。


サキのくせによぉ。


愛されっちまって。


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