Darkness love1
「な、なんでだよ!」


焦るリュウにあたしは一言。


「うるせぇんだよ、黙れクソザルが」


そう言うと、リュウは大人しく目をつむり、頭をこちらへと向けた。


そこから、30分くらい経ってから。


倉庫にはリュウの絶叫が響いていた。


え?


私が何をしたかって?


あぁ、髪の毛を染めてあげたの。


ウザイ金髪から、可愛いピンクに。


「サキちゃん!これどうしてくれんだよ!」


「さぁねー?」


いやー、食べ物の恨みって恐ろしいね。

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