Darkness love1
そんなこんなで


「ジンのばかぁ!もう絶対に知らないんだからー!」


と、なったわけ。


足を抱える手に、ギュッと力を強める。


別にケンカしたかった訳じゃないのに。


ただ、『愛してる』の一言が欲しかっただけ。


なのに、どうしてこうなってしまったんだろう。


「ふぇっ...んっ」


別に怒るほどのことでもなかったのに。


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