Darkness love1
「う、ううう嘘です!わ、わかった!ジンは私のこと、メチャクチャ愛してるんだよね!?そうだよね!?」


言って思った。


ヤベェって。


ジンを見ると、予想通りさっきの睨み以上の睨みで、私を見ていた。


や、やってしまった。


私のことメチャクチャ愛してるとか普通自分で言わないよね。


「あっ、違くてっ!あのっ、そのっ...」


ど、どうしよう...。


どんどん小さくなる語尾。


潤んでくる瞳。


もうどうしたらいいのかわからない。


そんな私の姿を見て、ジンは妖艶に微笑んだ。


「まぁ、あながち間違ってねぇ...かもな?」


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