君に、伝えたいコト。
すべての始まり。
「…空が青いなぁ」
太陽がギラギラと差し込む日曜の昼間。
あたしは、何もする気が起きず、自分の部屋のベッドにパジャマ姿のまま横たわっていた。1階ではお母さんが、たまには部屋の掃除をしろと叫んでいる。あたしは適当に返事を返し、再び空を見上げた。
空には飛行機雲が一直線に延びていた。まるで青色のキャンパスに、おもいきり白い絵の具を塗ったよう。
「綺麗だなぁ…」
そんなことを思っていると、あたしの携帯が突然鳴り出した。友人の亜樹からだ。あたしはすごい速さで飛び起き携帯を手に取った。
伽凛 深來、13歳。
この時、亜樹からの電話に出なかったら、あたしの運命はどうなっていたんだろうか。君に出会うことはなかったのだろうか。君を愛することは出来なかったのだろうか。君の隣に座ることは出来なかったのだろうか。
…君にはあたしの『愛してる』って気持ち、ちゃんと伝わったかなぁ?
あの日、あの瞬間まで傍にいてくれてありがとう。
…飛鳥。
太陽がギラギラと差し込む日曜の昼間。
あたしは、何もする気が起きず、自分の部屋のベッドにパジャマ姿のまま横たわっていた。1階ではお母さんが、たまには部屋の掃除をしろと叫んでいる。あたしは適当に返事を返し、再び空を見上げた。
空には飛行機雲が一直線に延びていた。まるで青色のキャンパスに、おもいきり白い絵の具を塗ったよう。
「綺麗だなぁ…」
そんなことを思っていると、あたしの携帯が突然鳴り出した。友人の亜樹からだ。あたしはすごい速さで飛び起き携帯を手に取った。
伽凛 深來、13歳。
この時、亜樹からの電話に出なかったら、あたしの運命はどうなっていたんだろうか。君に出会うことはなかったのだろうか。君を愛することは出来なかったのだろうか。君の隣に座ることは出来なかったのだろうか。
…君にはあたしの『愛してる』って気持ち、ちゃんと伝わったかなぁ?
あの日、あの瞬間まで傍にいてくれてありがとう。
…飛鳥。