あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
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悠哉「なぁ…今日はやめておいてもいいんだぞ…?」
夏帆「だ、大丈夫だよ?ここまで来ちゃったし…。」
悠哉「どこが大丈夫なんだよ…。手、ずっと震えてるじゃん…。」
今、私は遠哉が入院している病院に来ていて、もうすぐ遠哉の病室に着くところ。
あぁ…。もうすぐ遠哉に会うんだ…。
怖いよ…。
悠哉「ついたけど…どうする?」
夏帆「も、勿論遠哉に会うよ。」
悠哉「本当にいいんだな…?」
夏帆「(コクン)」
私は精一杯頷いた。
悠哉「…行くぞ…。」
夏帆「うん…。」
ガラッ…。