あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
 

彼方「ありがとう、夏帆ちゃん…。遠哉…すまない…。」  


遠哉「もういいよ、夏帆がいいっていってるんだし…。」


彼方「そうか…。それとな、二人には言ってなかったが7年前、夏帆ちゃんには遠哉か悠哉の婚約者になってもらおうと…四人で話していたんだ。」


マジかよ…。四人ってことは夏帆の両親…茜さんと湊さんだよな…。


夏帆「やっぱり…そうだったんですね…。」


え?…夏帆、もしかして知ってた?!


彼方「夏帆ちゃんはこの事を耳にしていたのか…。…まぁ…この状況だと…きっと夏帆ちゃんは遠哉の婚約者になるのだろう?」


夏帆「そう…ですね。」


マジか…。
…いや、嬉しいんだけどさ…なんかびっくりしてよく状況を理解しきれてねぇ…。


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