あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~

よくわからない言葉とは?


合宿前日、私は合宿の事を遠哉に言うために、電話をかけた。
本当は、今すぐにでも寝たいんだけどね。
ケーキ作るのに結構体力消耗しちゃったんだよね…。

こんな時間だけど出るかな…?
時計は夜の10時を指している。


夏帆「もしもし…。」

 
遠哉「…夏帆?どうした?夏帆から掛けてくるなんて珍しいじゃん。」


夏帆「こ、こんな時間にかけてごめん。あのさっ今週末…合宿に行くんだけどっ!」


とにかく本題へ移ることにした。


遠哉「うん、俺も行くよ、その合宿。夏帆とは別行動だけどね。それで?」


え、本当に??あ、そっか…。この学園って一年生は全員参加だったっけ。


夏帆「あの…その…肝試しするんだけどっ!ペ、ペアが悠哉になって…。」


遠哉「そっか…。悠哉には気をつけろよ?」


遠哉は馨が言ってたのと同じことを言っていた。なんでそんなに悠哉に気をつけなきゃいけないんだろ?


夏帆「ねぇ…なんで皆…悠哉に気をつけろって言うのかな???」



< 132 / 300 >

この作品をシェア

pagetop