あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
悠哉side

あいつ…暗いところ無理なくせに一人で探すとか…究極の馬鹿だろ。
ま、あいつの場合探すのに夢中で考えてない感じだろうけど。


沙織「ゆ、悠哉君…ごめんね?」


何今さら言ってるんだか。


悠哉「良いよ良いよ。」


はぁ…でも沙織ちゃん…だっけ?この子と居るのって疲れる…。
俺、結構女子苦手だからな…。
こう見えて。

てか…それにしてもあいつ…遅くないか?
もう探してから20分もたってるぞ…?
まさか帰り道がわからなくなったとか…。
夏帆ならあり得る…。


悠哉「沙織ちゃん、ちょっとここで待ってて?」
 

沙織「え?どこに行くの…?」


悠哉「夏帆探しにいく。」


沙織「じゃあ私も一緒に…。」


悠哉「いや、もしすれ違っちゃったらあれだし…ここで待ってて。」


沙織「え、ちょっ!悠哉君!」
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