あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
* * *
遠哉「で…話したいことって…何?」
言うって決めたんだ…。
夏帆「あ、あのね…私…ね?……悠哉が……好きなの…。」
遠哉「そうか…。」
夏帆「だからっ…私っ!遠哉と付き合うことはできない…。」
遠哉「……俺はお前の事、好きだ。でもお前が幸せならそれで良い…。相手が悠哉で良かった。」
少し悲しい笑顔でそう言う遠哉は見ていられなかった。
ごめん…遠哉…。勝手な私を許してください…。今までありがとう…。
夏帆「今までありがとう、遠哉…。」
遠哉「あぁ…。幸せに…な?」
夏帆「うん…。」