あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
* * *
避けてから、1週間がたった。
その1週間は短いような、長いような、変な感じだった。
あまりkuraun の仕事は無かったから…あんまり怪しまれなかったけど…
…やっぱり気付く人も中にはいる。
馨「夏帆達…本当にどうしたの?最近よそよそしいよ?」
気付いた人というのは…勿論この人。
夏帆「べ、別によそよそしくないよ?いつも通りだよ、悠哉とは!」
私は馨にも、隠しておくことにした。
…迷惑をかけたくないから。
でも、馨はわかっていたんだと思う。私が隠してることを。
馨「…隠さないでよ。チームメートだけど…一人の親友だよ?私。ずっと昔からの友達だよ?迷惑だなんて絶対思うわけないから。友達から相談されるのって…嬉しいもん。だからお願い。話してよ。」