あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~

その後。

夏帆side

アメリカに来てから1ヶ月がたった。
私は長かったような短かったような毎日を送っていた。
楽しいわけでもなく、だからといって楽しくないわけでもない毎日。
でも…
いろんな意味で充実してる。
あの人に会ってからは。


???「おーい…夏帆、こんな感じは?」


夏帆「あ、いいんじゃない?」


この人は、佐伯陽輝サエキハルキ。デザイナー志望の期待の生徒。
同じデザイナー学科の生徒なんだ。

この人は……一言で言うとまぁカッコいいよね。でも、なんだろ……クリアな人かな。色がない人。
でも、個性はちゃんともってて……不思議な人なんだ。

私に夢を与えてくれた人。



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